» 日野裕太郎の本で迷ったらここから
家族の繋り、成長の儀式・ピルドゥングスロマンの物語群。キャラたちの等身大の目線に惹かれます。日野裕太郎最初の一冊にいかがでしょう
日野裕太郎『遠くで猫は苛々している』(下町飲酒会 駄文支部)読了。少女の家出もの、なのだがそのもどかしさや切なさにきゅーっとなる。シンプルな文章が、余計にそれを際立たせる。下手に煽るような文章は逆効果になるだろう。上手いなあ。さえには幸せになって欲しいです。
『遠くで猫は苛々している』 - 【下町飲酒会 駄文支部/日野裕太郎】 ライトな文体とどっしり安定した構成力が素晴らしい純文学小説。いい意味で読者を裏切らない展開なので、心を落ち着けてゆったり読める。... http://tmblr.co/ZmuRQo1B_9V-5 
遠くで猫は苛々している。読了。これは今まで以上に家庭がいかん奴だ。ある程度何しているかがわかる、かつ逃げ場がない、ってのは思いのほかきつい。娘も悲劇だがそれでもまだ離婚しない父親を情けなく思ったり。ただ帰るしかないのだろうなぁ、と。
下町飲酒会駄文支部さん@hino_modokiの「いなくていいよ」「遠くで猫は苛々している」読了。前者は、どうも友人が頭をよぎってしまう。モデルじゃないかとか(笑) 後者は暗めのテーマの割に読後感がとてもさわやかだった。かなり好きな話かも。
» 土着系ファンタジー
「手業の民の物語」シリーズ。剣や魔法、バトルのないファンタジー。上橋菜穂子や梨木香歩系世界観で静かに繰り広げられる人間ドラマ
下町飲酒会駄文支部様(@hino_modoki)淀んだ川で待っている祈祷師センと弟子リーリの物語。7日程で人の顔を忘れるリーリ。村娘から来た依頼を契機に彼女の過去が次々と明らかに。中世ならではの世界観に引き込まれました。リーリがその後どんな大人、老人になるのか気になります。
代わりに、日野裕太郎さん(@hino_modoki)「うそつき、祈祷師になる」読み終わった。うひひ。淡々と暗いばかりに見えるのに、ちゃんと見据えて選択する。背伸びでも無茶でもなく、自分がいて、周りがあって、自分の意志で。この感じがもう、とにかく好き。
うそつき、祈祷師になる(日野裕太郎様/@hino_modoki)言葉を持たない兄と、彼が何を言わんとしているか理解できる弟セン。離れて暮らす二人。そんな中センに縁談が舞い込んでくるが…。タイトル、どうして彼はそうなったのか。「おぉそういうことか」と思わされました。
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»「下町飲酒会駄文支部」
「下町飲酒会駄文支部」というサークルで、コミケ、コミティア、文学フリマなどに参加しています。
...ほか、既刊多数あります。
» 日野裕太郎作品レビュー
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