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『白いあかつきに沈む夢』(日野裕太郎)

判型:文庫版 オンデマンド 272ページ 頒布価格:700円

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雪深い山奥の村
神殿にある日ひとりの青年が現れた
荷物どころか記憶さえ持たない彼は
カクという名を与えられ
辺境の村で生活をはじめた

狼の遠吠えが村を取り巻くように
響き渡るなか
王都から巫女と僧正が率いる
魔物の討伐隊が訪れる
例年通り静かに暮らすはずだった――

不安が蔓延する村を前に
巫女はカクから神気を感じると
いいはじめ……

巫女を脅かす、なにかを罰そうという神気
山を跋扈する狼の群れの声
僧兵らを鼓舞するような火の足音を残す赤い鼠

ただわかるのは
逃げ場はないということだけだった

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ファンタジー | 土着 | 長編 | 転生 | 呪い

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